BSC(バランス・スコアカード)体験ツール・・BSC戦略ジェネレーター・・のご紹介

2012年03月06日

企画委員 山本 憲司 氏

 ITコーディネータのみなさんの中には、経営戦略立案プロセスにバランス・スコアカード(以下 BSC)を活用する方も多いと思います。

 今回は、仮想企業、または実在の企業をケーススタディとして、ビジョン、3C、SWOT、クロス(SWOT)分析、戦略マップというステップで作成していく流れをビジネスゲーム化した「BSC戦略ジェネレーター」をご紹介させていただきます。

 BSC戦略ジェネレーターの開発背景ですが、 バランス・スコアカード(BSC)について、学習された方は、多いのですが実際に策定したことがある方は、とても少ないという現状がありました。

 また、実際にBSC策定経験のある方でも、BSC書籍の事例に準じた内容での戦略コピー&ペーストが散見されて、一般論での戦略では、この不況期に勝てる戦略となっていないと感じられることも多いです。

 BSCにおいて、ビジョン~戦略マップまでの「上流」とスコアカードの「計画」を比較した場合、前者が「主」で後者が「従」なのですが、残念ながら見える化に代表されるKPIが際立ち、スコアカードの各目標値を達成することが意識の中核となり、次第に主である上流への意識が弱まるケースが多いという傾向もあります。

 特にコンサルティング業務において、普段経営視点を持たない顧客企業の中堅社員、一般社員を巻き込む場合など、そもそもの基本からの理解を得る作業が強い負荷となることも多いのです。

「BSC戦略ジェネレーター」では、4~6名でのワークショップ形式で進めることと、突然「顧客の特徴は何ですか?」というようなフレームを埋める形式ではなく、多数の専用カードが考えるべき視点を自然な「問いかけ」で想起させてくれます。

 通常、5~6時間かけてワークショップを行いますが、ビジョン、3C、SWOTの
各ステップをひとつだけやってみるだけでも価値はあります。

体験された参加者の方からは、こんなお声が上がっています。

「6時間なのにあっという間に終わった気がした」
「他の参加者の方の意見で色々な考えがあることを知り、大切だと思った」
「ビジョンをみんなで考えるのはとても楽しいし、ワクワクする」
「BSCは、めんどくさそうなイメージだったがこれならやれそう」
「戦略は、とても重要と感じた。でも、初めてやってみると難しい。」
「このゲームを体験した後でBSC書籍を読んだほうが良く理解できたと思う」

以上が一部ですが、総じて楽しみながら経営の上流を体験できるとのご評価をいただいております。

 実際にBSCコンサルティングで顧客企業に入る場合は、このゲームでBSCに対しての心理的障壁を取り除くことによって、円滑に支援ができています。

 ユーザーは、東証一部上場企業から中小企業、コンサルティング会社と幅広い顧客層に色々な場面でご活用いただいています。

 ぜひ一度、「BSC戦略ジェネレーター」でのコンサルティングをご体験いただければと思います。

お問い合わせ:営業創造株式会社 経営戦略支援部 担当 古杉、山本
電話番号:03-3663-1731  /    E-mail:
info@e-senryaku.jp
http://www.e-senryaku.jp/bsg/

以上 よろしくお願いします。

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