『中部IT経営力大賞2017』の各賞受賞者の決定及び
表彰式『IT経営カンファレンス2017in名古屋』の開催について
中部IT経営力大賞実行委員会では、「中部IT経営力大賞2017」の各賞受賞者を決定しました。
これは、2011年度まで中部経済産業局主催で実施された「中部IT経営力大賞」をそのまま民間NPOが引き継ぎ、中部地域において優れたIT経営を実践し他の参考となるような中小企業等の取り組みを表彰するものです。
表彰式は、3月22日(水)に開催する「IT経営カンファレンス2017in名古屋」において実施します。
1. 特定非営利活動法人ITC中部(理事長 磯部 秀敏)は、特定非営利活動法人ITコーディネータ協会、特定非営利活動法人ITコーディネータ富山、特定非営利活動法人石川県情報化支援協会、特定非営利活動法人ITC三重、ITコーディネータ岐阜と共同で中部IT経営力大賞実行委員会を組織しました。
2. 受賞者の選定にあたっては、中部IT経営力大賞選考委員会(委員長:岸田賢次名古屋学院大学名誉教授(名古屋学院大学大学院特任教授))において書類審査し、応募のあった8件の中から、大賞1件、優秀賞1件、奨励賞2件の計4件を決定しました(別紙1参照)。
3. 表彰式は、3月22日(水)にウインクあいち(愛知県産業労働センター)で開催予定の『IT経営カンファレンス2017in名古屋』(別添ちらし参照)の場において実施します。なお、「IT経営カンファレンス2017in名古屋」は中部経済産業局、ITコーディネータ協会及びITC中部の主催です。
4.『IT経営カンファレンス2017in名古屋』では、利用が拡がりつつあるクラウドやSNS・IoT、企業のイノベーション最新動向等に関するパネルディスカッションをはじめ、
「中部IT経営力大賞2017」受賞企業による事例紹介などを行います。
5.今回の栄誉に輝かれた各社のIT経営実践の取り組みを先例として、ITの利活用による経営
革新に中部地域の中小企業が積極的に取り組まれることを期待するとともに、『IT経営カン
ファレンス2017in名古屋』へのたくさんの方々のご出席をお待ちしています。
6.本資料の構成
(1) 別紙1:『中部IT経営力大賞2017』受賞者一覧表
(2) 別紙2:『IT経営カンファレンス2017in名古屋』ちらし
<本資料のお問い合わせ先>
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中部IT経営力大賞実行委員会事務局(特定非営利活動法人ITC中部)
担当:水口和美
電話:052-883-1200 FAX 052-883-1203 Email miz@aruinc.jp
別紙1
『中部IT経営力大賞2017』受賞者一覧表
1.大賞1件
会社名 |
評価概要 |
大東亜窯業株式会社 代表取締役 楓 陽光 所在地 岐阜県土岐市 業種 陶磁器製和食器の製造販売 |
陶磁器製造業においてITを活用した「かんばん方式」による生産管理の導入で多品種少量生産を実現、リードタイムを劇的に短縮して商品在庫を大幅に削減するとともに、顧客ニーズを的確に掴んだ商品提案により売上高、経常利益を向上する等、総合的に優れたIT経営を実践し、他の中小企業がIT経営に取り組む際の模範となる事例として高く評価された。 |
2.優秀賞1件
会社名 |
評価概要 |
尾鷲物産株式会社 代表取締役社長 小野 博行 所在地 三重県尾鷲市 業種 水産食品製造業 |
魚の販売チェーンの各店舗ごとに毎日受注した魚類の種類と量の指定という細かい顧客ニーズに積極的に取り組み、受注⇒加工指示⇒梱包⇒伝票発行⇒請求等の一連の業務のIT化を実現し、増収増益を達成する等、優れたIT経営を実践し、他の中小企業がIT経営に取り組む際の模範となる事例として評価された。 |
3.奨励賞2件
会社名 |
評価概要 |
特定非営利活動法人バウムカウンセリングルーム 理事長 笹谷 寛道 所在地 愛知県名古屋市 業種 障害者福祉事業 |
福祉介護事業において、手軽に利用できるITを多くの業務に導入することによって、情報共有化と社内の風通しを良くし、職場環境を大幅に改善して人材確保を図るとともに社員のモチベーションアップにつなげ、他の中小企業や介護事業者等がIT経営に取り組む際の参考となる事例として評価された。 |
ハヤマ運輸株式会社 代表取締役社長 葉山 晋一 所在地 愛知県海部郡飛島村 業種 運送業、倉庫業 |
運輸業に重要となる車両情報、運行情報、顧客情報等をリアルタイムに取得して運行管理に活用し、特に冷蔵・冷凍食品を毎日タイムリーに配送する業務の効率化を改善する等、中小企業や運送業者がIT経営に取り組む際の参考となる事例として評価された。 |